お尻付近の鈍痛にお悩みなら
お尻付近の鈍痛にお悩みなら
お尻の上部から腰や背中にかけて鈍痛が起こった時は、ぎっくり腰をやってしまったと思うかもしれません。ところが、その痛みが腰ではなくお尻から始まっていることも少なくありません。痛みのもとを探ってみると、腰ではなくお尻の鈍痛だったとか、お尻だけでなく太もも、そしてふくらはぎを通り足の指先まで鈍痛が起こっているということもあるでしょう。
つまり、その鈍痛はぎっくり腰とは違い、坐骨神経痛という可能性が大きいと思います。また、腰痛の検査をしても腰に異常が見つからない場合は、一度坐骨神経痛を疑ってみる必要があるでしょう。坐骨神経痛の痛みは、多くの場合片側のお尻の鈍痛やしびれるような痛みが起こり、足の指を少し動かしただけで、鈍痛がお尻まで届くような場合もあります。
では、どんな時に坐骨神経痛になるかと言えば、長い時間座り続けた時や運動不足が原因の場合が多いようです。長い時間座っていると、座り癖で片側のお尻に体重を乗せてしまうことがあると思いますが、肩が凝るようにお尻も凝ることがあります。
お尻付近の鈍痛を防ぐには、運動不足解消
その時、お尻の近くの坐骨神経が圧迫されて、鈍痛が起こるようになります。また運動不足でお尻の筋肉も固くなり、神経への刺激を緩和することができず鈍痛が起こります。
そして、坐骨神経はお尻から太ももの裏側を通り、ふくらはぎから足の指まで伸びていますので、鈍痛もそれだけ広い範囲に及ぶことがあるわけです。
そのお尻から続く坐骨神経の鈍痛を防ぐには、やはり運動不足を補い、座りすぎを回避することを考えなければなりません。そのために、できることと言えば毎日ある程度の距離を歩くことや、座ったままの作業の途中で身体のストレッチを行うといったことになるでしょうが、もう一つ有効な方法があります。それは、誰でも簡単にできる貧乏ゆすりです。
貧乏ゆすりは、膝や股関節痛のために座ったまま過ごすことの多い高齢者の方の歩行運動の代わりにもなり、脳の活性化にも有効だとわかっています。貧乏ゆすりを続けることで筋肉の柔軟性を取り戻し、坐骨神経を圧迫することがなくなれば、お尻の鈍痛も解消するでしょう。
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- 座ったままで『ながら運動』ができる座位歩行器。簡単なユラユラ上下運動を5分もすれば、身体ポカポカ!膝の悪い方、膝の悪い方、車椅子の方、どんな方でも手軽に運動ができます。
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