足指の鈍痛の原因とは
足指の鈍痛の原因とは
足指に鈍痛が起こった時に、何が原因で鈍痛が起こるのかと言えば、まずは外反母趾のように足指の骨の異常が考えられるでしょう。外反母趾は、おもに足の親指が変形してしまった状態で、指の付け根の部分に鈍痛が起こることが多いようです。
その原因としては、足に負担がかかるような靴を履いていることや、姿勢が悪いために足で体重を支える際に、足指に余計な力が入ってしまうことなどが挙げられるでしょう。
ただ、他の部分の痛みや不具合をかばって、足指に負担をかけてしまっている場合もあります。たとえば、股関節に痛みがあるために、歩く姿勢に影響が出て足指に力が入っているのかもしれません。
そして、次に足指の鈍痛の原因として考えられるのが、糖尿病ではないでしょうか。糖尿病を疑い始めたきっかけが、足指の鈍痛だったという患者さんもいると聞きますが、足指に鈍痛を感じた時点で受診していれば、糖尿病も生活習慣の見直しで改善できるかもしれません。
脳神経の活性化
糖尿病が悪化すると、鈍痛どころではなくしびれることもあり、痛みさえ感じないような感覚のマヒが起こることもあるようです。
そこで、糖尿病を疑うような鈍痛が起こった時にできる生活習慣の見直しの一つとして、座りすぎを改めてみてはいかがでしょうか。
座りすぎは寿命を縮めると言われていますが、長い時間座り続けたあとはかなり血糖値が上昇することも多く、糖尿病の危険が増すと言われています。
さらに、座りすぎは足の筋肉が固くなり血行不良を起こしやすくなります。毛細血管に血液が流れなくなり、下肢の先端である足指には血が通わなくなり冷えや鈍痛が起こることもあります。つまり、最近よく耳にするゴースト血管化した状態になってしまうということです。
そういった足指の冷えや鈍痛を防ぐには、足指を動かしたりふくらはぎの柔軟性を取り戻すような刺激を与える必要があり、たとえばマッサージでもよし、貧乏ゆすりも効果があるでしょう。
さらに、貧乏ゆすりは股関節の軟骨の再生を促す効果もあります。座りすぎは、身体の色々な場所にさまざまな弊害をもたらしますので、足指の鈍痛に限らず注意が必要です。
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