足の甲の鈍痛の原因と対処
足の甲の鈍痛の原因と対処
歩き疲れた時に足の底が痛むこともあれば、足首が痛むこともあります。そして、足の甲に鈍痛が起こることもあるでしょう。特に、踵の高い靴を履いた時は、無理やり足の甲を前に曲げる形になるので、痛むことも多いようです。
さらに、歩くことができないほどの鈍痛であれば、骨折を疑う必要もあるでしょう。サッカーやバスケットボールなどの競技を行っていると、接触した際に足の甲を骨折することもあり、ジャンプなどを繰り返すことで疲労骨折が起これば、かなりの鈍痛が起こるようです。
ただ、足の甲の鈍痛は必ずしも骨折で起こるとは限りません。たとえば、激しい運動をすることで起こる骨折や疲労骨折とは真逆で、運動不足が原因で足の甲に鈍痛が起こる場合もあります。
では、運動不足でなぜ足の甲に鈍痛が起こるかと言えば、運動しないことで血液の流れが悪くなるからです。この場合、鈍痛の直接の原因は血行不良ということになりますが、血行が悪くなれば心臓から最も遠い指先まで十分に血液が行き届かなくなり、血液の流れが悪くなれば温まりにくくなります。
つまり、運動不足によって身体の血行不良を起こしやすくなると、一番先に足に負担がかかり、指が冷たくなり、甲に鈍痛が起こるようになることがあります。
また、足がむくんだり、ふくらはぎに下肢静脈瘤ができやすい方の場合も、足の甲に鈍痛を感じることが多いのではないでしょうか。むくみやふくらはぎの下肢静脈瘤は、静脈の血液をスムーズに足から心臓まで戻すための弁がうまく働いていないために起こるわけですが、同じように足の甲にも影響が出てしまい、鈍痛となって現れると思います。
そういった、下肢の不具合を解消するには、貧乏ゆすりが適していることがわかっています。貧乏ゆすりは、微妙な振動を足をはじめ、身体のさまざまな部分に伝えることができ、脳への血流改善にも効果があると言われています。
足の甲は、貧乏ゆすりが起こる最も近い場所でもあり、貧乏ゆすりの効果で足の甲の鈍痛も解消できるのではないでしょうか。
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