驚きの貧乏ゆすり効果とは
驚きの貧乏ゆすり効果とは
貧乏ゆすりには驚くような効果があることはご存じでしょうか。昔から、行儀が悪いなどとあまり歓迎されない貧乏ゆすりですが、最近は歓迎されないどころか、さまざまな場面で貧乏ゆすりの効果が取り入れられているようです。たとえば、貧乏ゆすりには気持ちを落ち着かせる効果があると言われています。
貧乏ゆすりのような小刻みな振動はセロトニンの分泌を促す効果があり、このセロトニンには精神を安定させる効果があるようです。そのため、貧乏ゆすりに似た動きを取り入れた体操でリラックスできたり、音楽に合わせて足を動かすといった行動がストレス解消になるようです。緊張の場面で貧乏ゆすりをしてしまうのは、脳がセロトニンを出そうとしているのかもしれません。
貧乏ゆすり効果とは
また、貧乏ゆすりの効果として注目したいのは、肺塞栓症の予防効果があるという点です。肺塞栓症は足の静脈の血流を遮るような塊ができてしまい、立ち上がった時に一気に血液が流れたことで、塊が肺の血管に運ばれて詰まりを起こす疾患です。
長い時間飛行機に乗った時や、災害で車中での避難生活を余儀なくされた時などに起こりやすく、足の静脈の血液の流れを改善する効果のある貧乏ゆすりを行うことで防げることがあります。
もちろん、肺塞栓症のような疾患に限らず、普段の足の疲労回復や冷え性改善にも貧乏ゆすりの振動が良い効果をもたらすと言われていますので、歩き疲れた時は貧乏ゆすりを試してみてはいかがでしょうか。
また、貧乏ゆすりには脳を活性化させる効果があるということで、認知症予防に貧乏ゆすりを取り入れている高齢者施設もあるようです。
高齢化社会と言われて寿命が延びるだけでなく、元気で楽しく生活するためにも、自分で歩けるように足の筋力を衰えさせないようにするとともに、脳の活性化を図りできるだけ記憶力や思考力を鈍らせないようにしたいものです。
そして貧乏ゆすりの振動には股関節の軟骨の再生リハビリ効果や集中力向上効果もあるとされ、さまざまな医療機関でもその効果を役立てているようです。
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